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彌永 ゆり子

IYANAGA Yuriko

1991年 神奈川県生まれ、以降を京都で過ごす

2010年 京都市立銅駝美術工芸高等学校 美術工芸科 陶芸専攻 卒業

2016年 京都市立芸術大学 美術学部 美術科 油画専攻 卒業

2018年 京都市立芸術大学 修士課程 美術研究科 油画専攻 修了

 

個展

2025

大上巧真・彌永ゆり子・西田彩乃 3人展 「Magnet・Kit」AWASE Gallery(東京)

「parallel realities」 G foundation collection Tokyo(東京)

「layered forms」 ARTRO(京都)

2024

「PLAY GROUND」 THE THOUSAND KYOTO(京都)

「existence.img」 KUNST ARZT(京都)

 

グループ展・フェア

2025

「令和6年度下京渉成小学校作品展」 下京渉成小学校(京都)

「Black Point」 H.art1(ソウル)

「Art Rhizome KYOTO「逆旅京都2」」サイツキョウト(京都)

 

作品・コンセプト

私は、初期から一貫して「デジタルで描いた絵」をどのように美術作品として見せるか、という問いに取り組んできました。パソコンで絵を描くことは、私の日常の一部であり、インターネットの黎明期に触れた未知のものや新しい技術に心を動かされた経験が、今でも私の制作の原動力になっています。その頃のインターネットはまだ無限の可能性を秘めていると感じさせるもので、あの時の興奮が今でも作品に影響を与え続けています。

 

また、最近ではインターネットの普及により、物を手に入れる感覚が好きなイメージをウェブ上で見つけることと近い感覚になってきていることに気づきます。画像情報から選んだものが、実際に自分の手元に届く。このような感覚はどこか不思議で、私の作品制作にも影響を与えています。物理的に手に取ることと、画像として目にすることの境界が曖昧になり、視覚的な体験としての「物」や「イメージ」に対する考え方が変わってきているのです。

 

私は、幼少期の遊びの延長として、インターネットと深く関わりながら生きてきました。その中で、日々進化するテクノロジーや、ネット上で見つけた工業製品、園芸用品、または無数のイメージを素材として取り入れ、私自身の「今」と「昔」の視点を表現に織り込むことを試みています。デジタルと物質的な世界が交差する中で、新しい形の作品を作り出そうとしています。

 

Official Instagram

彌永ゆり子「No.13 layered forms#2」

layered forms #2

 

映像(7分49秒)、2.4inch モニター、Raspberry Pi、ビニールシート、バスケットネット、ワイヤーメッシュ、ケーブル

[Year] 2025

[Size] 410mm × 270mm × 50mm

[Gallery] AWASE Gallery

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