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大上 巧真

OUE Takuma

2000年 大阪府生まれ

2023年 京都芸術大学美術工芸学科油画コース卒業

2025年 京都芸術大学大学院修士課程芸術専攻油画領域修了

 

主な展覧会

2025年

「マーク・メイキング」タカ・イシイギャラリー 前橋(群馬)

「Up_03」MtK Contemporary Art(京都)

2024年

「ひたしとく」GALLERY GARAGE(京都)

「常行三昧 Jogyo Zanmai」A-LAB(兵庫)

「東京都展 The Echoes of East Kyoto」WHAT CAFE(東京)

2023年

「ウサギ・ハチドリ・ホムンクルス〜新しい地平の作り方〜」MEDIA SHOP(京都)

 

作品・コンセプト

自身の身体と外界との境界をめぐる感覚を起点に、筆を使わず素手で油絵具を塗る絵画制作を以前行なっていた大上ですが、そこから発展する形で近作ではコラージュを取り入れた抽象絵画と、パフォーマンス的な要素を含めた立体制作の二つでそれぞれの可能性を探求しています。

 

大上は自身のペインティング作品を「威嚇」という言葉で表現しています。 キャンバス上では赤や黄の鮮やかな色彩が共存し、衝突して混じり合うとともに、画面を縦横に貫く線はエネルギーに満ちています。そこに円形に切り取られた石の写真が貼り付けられ、異質な存在として絵画空間に点在しています。 観る者に強烈な印象を与えるこうした諸要素は、捕食者から身を守るために生物が作り出す警告色を連想させ、視覚表現が与える精神的な作用、またそれに対する根源的な反応へと私たちの意識を立ち返らせます。

色相の異なる複数の絵画が展開されると作品の力強さがより際立ち、その効果は三次元的な体験へと広がっていきます。

 

大越 円香「Melting scenery 12」

untitled (mangrove note)

 

[Year] 2025

 

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