SAITO Nanami
1996年 大阪生まれ
2015年 京都造形芸術大学 入学
2019年 京都造形芸術大学 卒業
2020年 東京藝術大学 美術研究科先端藝術表現専攻 入学
2022年 Glasgow School of Art 交換留学
陶芸と金属を使用した彫刻で、自然と人工の境界を行き来するような作品を制作。今の時代に「完全に自然な場所」は無いのではという問い、人工と自然の距離感や関係性への疑問を反映した作品制作を続ける。
個展
2026年 Good by!(Yutaka Kikutake Gallery / 東京)
2022年 間(kokyu kyoto / 京都)
助成
2023年 現代美術文化復興財団 9期生 採択
2022年 クマ財団クリエイターズ奨学金 6期生 採択 / 現代美術文化復興財団 7期生 採択
2021年 クマ財団クリエイターズ奨学金 5期生 採択
コンペティション
2022年 東京藝大アートフェス アートルネッサンス賞 受賞
アートフェア
2022年 Art Stage Osaka
グループ展
2023年 pneuma(クマ財団ギャラリー / 東京)/ Final(スパイラルホール / 東京)
2022年 存在(consept store see? / 神戸)/ KUMA EXHIBITION 2022(ANB tokyo / 東京)
2021年 comfortable展(Roonee247 Fine Arts / 東京)/ WIP展(東京藝術大学 / 茨城)
2020年 ATLAS展(東京藝術大学 / 茨城)
2019年 京都造形芸術大学 卒業制作展 / 宇宙船地球号展(東京都美術館 / 片岡真実キュレーション)
2017年 (R)EACH 展(ARTZONE / 京都)
2016年 ULTRA AWARD 2016 NEW ORGANICS(長谷川祐子キュレーション)
レジデンス
2021年 滋賀県立陶芸の森
プロジェクト
2015年 名和晃平 SANDWICH PROJECT
Good bye, Lemon
陶、釉薬
[Year] 2026
2026年3月14日(土)- 5月9日(土)にYutaka Kikutake Gallery 京橋にて開催された個展「Good-bye!」にてコレクションさせていただいたセラミックで制作されたレモンの作品です。斉藤さんにとってレモンは、日々を共に暮らし、やがて枯れてしまったという具体的な喪失体験を起点に、梶井基次郎の『檸檬』に描かれる感情の揺れや、果実を口にしたときの酸味が呼び起こす身体的な感覚など、いくつもの層を重ね持つモチーフ。垂直に積まれたり、山のように床置きされたりしたレモンは、賽の河原の説話とともに、恐山で見られる水子供養のための石を積む行為を連想させますが、これは斉藤さんが信仰を繰り返される行為の集積として捉え、人が生み出す行為の構造そのものに聖性が宿るのではないかと考えているからとのこと。木に水をやり、実がなって食べ、また次の実がなる - そうした日常の循環は、反復されたジェスチュアによって立ち上がる信仰のかたちと重ねて捉えられます。その感覚は、同じレモンの石膏型から何度も同じかたちを生み出していく制作プロセスとも響き合い、そこには斉藤さんにとって重要な観点のひとつである「身体性」というキーワードもまた重なってみえます。
* 本サイトに掲載をしている作品の所有権はオーナーが保有をしており、本サイトで掲載をするために撮影・加工をし、作家さんの素晴らしい作品をより多くの方々に知っていただきたいという目的のみで非営利に公開をしております。作品の著作権は各作家様に帰属しておりますため、本サイトに掲載をしている作品画像を勝手に利用・転用したりされないようにお願いをいたします。何卒ご理解・ご了承いただきたく存じます。