UCHIDA Yui
山梨県生まれ
東京都在住
2011年 女子美術大学芸術学部メディアアート学科卒業
アニメーション制作環境のデジタル化によって消えつつあるセル画の技術・構造を引用した、透明な支持体の絵画を制作している。近年の主な作品に細胞分裂(Cell Division)の”Cell”をセル画の”Cel”へ変換し、物語におけるひとつのまとまった運動(シークエンス)と生命における細胞分裂の関係をかけ合わせ透明フィルムに描いたシリーズがある。描かれたイメージが持つ運動性/時間性の問題や、透明な支持体の特性を利用した「鑑賞者」と「支持体の向こう側」の境界線/距離を問題としている。
近年の個展に「CEL CULTURE」(MEDEL GALLERY SHU, 東京 2021)、「CEL DIVISION」(LIGHT HOUSE GALLERY, 東京 2021)他。 これまでに参加した主なグループ展・アートフェアには、「銀座蔦屋書店5周年 Alt. "Japan alternative expressions”」(銀座蔦屋書店, 東京 2022)、「Contemporary Art Fair ART OSAKA 2022」(大阪市中央公会堂 2022)、「PLAY」(Yoshiaki Inoue Gallery, 大阪 2022)、「ART021 SHANGHAI CONTEMPORARY ART FAIR 2021」(Shanghai Exhibition Center, 中国 2021)、「Trace」(AIFA - A. Iynedjian Fine Art Sarl, スイス 2022)、「GINZA COLLECTORS CLUB」(銀座蔦屋書店, 東京 2021),「DIAFANES」(Red and Blue Gallery, 東京 2020)、「BARRACKOUT/バラックアウト」(旧松田邸, 東京 2016)他。 出版物にロンドンのSaint Maison Galleryが出版する『ARCHIVE02 JAPAN EDITION』作品・インタヴュー掲載などがある。
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